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吉澤消防

1 : :02/03/30 19:51 ID:LKHFzrE5
http://www.age.jp/~iwashiro/cgi-bin/box/yoroshiku0053.jpg
http://www.age.jp/~iwashiro/cgi-bin/box/yoroshiku0054.jpg
BUBKA 吉澤小学生時代




2 :2:02/03/30 19:52 ID:WnqENuLs
にい



3 ::02/03/30 19:52 ID:WnqENuLs
さんんn

4 :sage:02/03/30 19:55 ID:okq8nDwV
よん

5 :名無し募集中。。。 :02/03/30 19:56 ID:GZN9NSvO
後藤のなんかより10倍デカイニュースだと思ふ。
ライターもいい感じに壊れてるし。

6 :名無し募集中。。。:02/03/30 20:30 ID:TuGLjAQ+
 。 ノノノハヽ。゚
  ゚( O^〜^O )っ゚ <うぉぉぉ!とうとうオイラのスレで2ゲットしたぞ!
   ( つ   /        今のオイラってチョーカッケ−じゃん?!
   |   (⌒)
   (__)⌒^

  ノノハ ノハヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (^〜^O=O^〜^) < おや〜??
    (⊃ ⊂)     \_______
    (_)_)

  ノノハヽ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( O`〜´)ヾ < って糞スレかよっ!シカモ オソスギダヨ!
  (∪  Y    \_______
  (_)_) 


7 :nanasi:02/03/30 20:33 ID:jBg9n4Fg
アンチ吉澤スレかとオモタ


8 :E.YAZAWA:02/03/30 20:52 ID:jsq7g6+M
( O^〜^O )<♪フィリコーーフィリコ・フィリコ 
        TO ME−HA−HA−− ♪


9 :名無し募集中。。。:02/03/30 20:58 ID:ZbvDeEbI
あいつ、自分の名前「吉沢」って書いてるぞ。

10 :10:02/03/30 20:59 ID:Ho760rot


11 :名無し募準中。。。:02/03/30 20:59 ID:vaj5SteE
面度かったんだろ
自分の漢字核のめんどいとき
簡単な方使う事は良くある

12 : :02/03/30 21:02 ID:ZoaLX3cb
>>1
小学生の吉澤可愛くねーな、オイ(w

13 :名無し募集中。。。:02/03/30 21:02 ID:ZbvDeEbI
>>11
それでもオレが5年の時のクラスの○澤ってやつ、地上最強に頭悪かったけどちゃんと難しい方使ってたぞ。

14 :名無し募集中。。。 :02/03/30 21:17 ID:zhQwyiXP
学校名は「三〜」か

15 :名無し募集中。。。 :02/03/30 21:27 ID:GZN9NSvO
>>14
(埼玉県)
三芳町立か三郷市立ぢゃないかね?

で、調べたら、
三芳町立唐沢小学校
だとよ。

16 :名無し募集中。。。:02/03/30 21:35 ID:c3H85DAn
強そうだよな俺の小6の時よりも絶対w
中学で劇的に変わったんだな。女は解らん

17 :名無し募集中。。。 :02/03/30 21:46 ID:S3HMIkez
アレが今みたいな美少女になったのか・・・
石川もそうだがスゲエ変わりようだ・・・

18 : :02/04/04 18:23 ID:qw6qMeOe
 

19 : :02/04/04 18:23 ID:jbxZTHdM
 

20 : :02/04/04 18:23 ID:h1QqoGKN
 

21 : :02/04/04 18:23 ID:NvtSU/TZ
 

22 : :02/04/04 18:23 ID:k7KocCH1
 

23 : :02/04/04 18:23 ID:O16LWCrt
 

24 : :02/04/04 18:24 ID:WZUTbq0G
 

25 : :02/04/04 18:24 ID:q3Y7kyhD
 

26 : :02/04/04 18:24 ID:TsXlfqlD
 

27 :ブラドック:02/04/06 09:55 ID:efP3k2Xl
このスレ、貰っていい?

28 :ブラドック:02/04/07 03:51 ID:HQ3HZ9Dn
それじゃ、つまらないものでも書かせてもらおうかな。
小説練習中なので、上手くないけど
宮大工になるために家を出て行った、ヤグヲタの兄貴に捧げます。

29 :ブラドック:02/04/07 03:51 ID:HQ3HZ9Dn
救出


「ねえ、ちょっとー、どうするつもりなのよー」

飯田は部屋のドアを叩きながら、ノブをガチャガチャ回した。
しかし、ドアには鍵がかかっており、びくともしない。
彼女は「チッ!」と舌をならすと、ドアを蹴っ飛ばして安倍の横に座った。

「困ったねえ。仕事に遅れちゃうっしょ」

保田は「こいつはどこまで呑気なんだ」という顔をし、
ポッキ―を美味しそうに食べる安倍を見つめた。
呑気な安倍とは対照的に、矢口は悲壮感を漂わせている。
色々と事務所に弱味を握られている彼女は、
仕事に穴を開けようものなら、解雇される可能性があったからだ。

「これってさー、誘拐じゃんねー」

長い足を伸ばした飯田は、他の三人に確認してみる。
しかし、それには誰も答えなかった。
呑気な安倍以外の二人には、
そんな事は当然であるといった表情が覗える。

「どうなっちゃうのかなー」

矢口は不安から涙目になっている。
熟考タイプの保田は、この先に訪れる展開を考えてみた。
国民的アイドルであるモー娘のメンバーを誘拐したのだから、
これは営利誘拐である可能性が高い。
周到な計画を練った思想的グループならいざ知らず、
たった二人の誘拐犯では、拉致した者を殺してしまう事が多かった。
特に、拉致したのが若い女性であれば、必ずと言って良いほど、
レイプされて殺されるのである。
それは女性として、一番嫌な殺され方だった。

30 :ブラドック:02/04/07 03:52 ID:HQ3HZ9Dn
だが、保田はそれを口には出さなかった。
こんな事を言おうものなら、激昂した飯田に殴られそうである。
更に、今は呑気な安倍も、きっとパニックになり、
また壊れてしまうかもしれなかった。
保田は状況判断の速い、矢口の言動を見守ってみる。
同じ事を言うにしても、矢口が言えば飯田に殴られずに済む。
飯田は矢口の能力を評価していたし、
タンポポで苦労した仲間意識があったからだ。

「でもさー、何でこの四人なんだろうね」

矢口の言った言葉は、保田が懸念した事では無かったが、
かなりヘビーな意味を持つものであった。
簡単に考えると、年長者四人なのであるが、
それは同時に、リストラの可能性がある四人でもあったからだ。
五期メンバーが全員中学生だった理由を考えれば、
この四人には無言の圧力がかかっている。
そう、この四人はアイドルの生命線でもある「処女性」に泥を塗ったのだ。

「だいたい予想はつくけどね」

吐き捨てるように言った保田を、他の三人が見つめる。
勘の鋭い矢口は、保田の言った意味を理解し、黙って俯いてしまった。
反対に、安倍は全く理解せず、相変わらず鼻歌まじりにポッキ―を食べている。

「そうだね。きっとそうだよ」

頷きながら足を組む飯田だったが、彼女の考えは外れる事の方が多い。
恐らく、今彼女が考えている事も、全く関係無い事だと思って良いだろう。
そのくらい飯田は、外す事が多かったのである。

31 :ブラドック:02/04/07 22:25 ID:yjL3LtR/
「ちょっと、痛いやないか!離せっちゅうの!」

廊下から聞こえる聞き慣れた声に、四人は顔を見合わせた。
あの声は間違いなく中澤である。

「裕ちゃんだ。どうしたのかなー」
「これって、ドッキリなんだべか?」

気になった矢口がドアに近付いた途端、
鍵が開いて中澤が放り込まれた。

「あいたたたたた・・・・・・」

中澤は膝を打って痛みに顔を顰めた。
先に監禁されていた四人は、唖然として中澤を見つめる。
すでに娘を引退した中澤まで拉致されたということは、
他のメンバーも誘拐された可能性があった。

「裕ちゃん、どうしてここに?」

保田は中澤から情報を聞き出そうとする。
しかし、彼女は酔っているのか、
矢口を見つけると、抱き締めて離さない。

「やだー、裕ちゃん、飲んでるんでしょう」
「あったりー!」

矢口は中澤に会えて嬉しそうだったが、保田は再び考え込んだ。
営利目的の誘拐にしては、少々おかしなことがある。
アップフロントのドル箱とでも言うべき矢口や、
飯田や安倍という娘の要を拉致するのは良しとしても、
今や生産性を失いつつある中澤まで誘拐したのだ。

「なっち、聞いてもらいたいことがあるの」

飯田は真剣な顔で安倍を見つめた。
思わず注目した保田だったが、飯田の話はくだらない。

「欲しいんだべか?あげない」
「ええっ!なんでー?」
「嘘、どうぞ」



32 :ブラドック:02/04/07 22:26 ID:yjL3LtR/

 それは新春のハロプロツアーが終わった直後であった。
某TV曲のスタッフに扮した二人組みに、飯田が最初に拉致された。
まあ、飯田のことであるから、何かの番組だと思って全く疑わない。
二人目の安倍も簡単に拉致されてしまった。
たいへんだったのが、勘の鋭い保田と矢口である。
屈強な二人の男だったが、矢口こそ素手で押さえ込めたが、
保田の暴れ方はすさまじく、仕方なくナイフを突きつけたくらいだ。

「逃げ出そうとしたり、暴れたりしない限り、乱暴なことはしない」

背の高い男が、抱き合って怯える保田と矢口に言った。
そんなことを信じてしまうのは、安倍くらいのものである。
二人は命と女の危険を感じていた。

「な・・・・・・何が目的なの?」

保田は矢口を抱き締めながら、背の高いスタローン似の男に尋ねた。
気が強いと噂される矢口だったが、それは自らの演出でしかない。
確かに賢いところはあるが、本当は内向的で弱い女だったのである。

「目的は言えないが、危害を加えるつもりはない」
「だからおとなしくしてくれ」

ワンボックスを運転する太めの男が付け足した。
保田は怯えながらも、懐疑的な眼で男たちを見る。
「何もしない」という男が、何もしなかったためしがない。
男が求めるのは、女の身体と金だけであると、保田は思っていた。
身体を求められているうちは殺されないだろうが、
金が求められるようになると命がなくなる。
保田の中には、そういった方程式があった。


33 :名無し:02/04/09 13:00 ID:ewOOeMwS
オレしか読んでないかもよ

34 :ブラドック:02/04/09 14:25 ID:TxcvSQ9H
それでもいいのれす

35 :ブラドック:02/04/09 14:26 ID:TxcvSQ9H
監禁された部屋には、布団がしまってある押入れと、トイレがついていた。
東京に近い地方都市であることはわかったが、それがどこであるかまでは、
五人の知識では判明しなかった。

「食事だよ。一人だけこっちで食事してくれるかな?立候補する人」
「うちが行くしな。この子達には手を出さんといて」

中澤は諦めたように立ち上がり、ドアに向かって行った。
飯田と安倍は何も理解せず、中澤を見上げていたが、
保田と矢口は声を上げて泣き出してしまう。

「中澤さんはいいや。年齢順で行こうか。矢口さーん」

小太りの男は矢口を指名した。
恐怖に震えて眼を剥く矢口は、保田にしがみついて悲鳴を上げる。

「騒ぐなって。じゃあ、リーダーの飯田さーん」
「はーい」

飯田は立ち上がってドアに近付いた。
小太りの男はドアをあけ、飯田を連れ出すと、何事か頼んでいる。

「みんなの食事を運ぶの手伝ってよ」
「うん、うわっ!おいしそうな天丼だねえ」

飯田は天丼とみそ汁が乗った盆を運んで来る。
ゴマ油の香ばしい匂いが漂い、安倍はよだれをたらした。

「はーい、裕ちゃんからね」

飯田には何の緊張感もなかった。
中澤・保田・矢口の三人は、唖然として飯田の行動を見守る。

36 :ブラドック:02/04/09 16:02 ID:7QDGOXXP
全員に食事を配り終えると、飯田は部屋を出て行った。
安倍は嬉しそうに天丼を食べ始め、カラッと揚がった海老天に舌鼓を打つ。

「飯田はだいじょうぶやろか」

中澤は飯田が心配で、天丼を食べる気になれない。
保田と矢口も同じであり、全く箸をつけようとしなかった。

「食べないんだべか?なっちがもらっちゃうよ」

早々と食べ終えた安倍は、矢口の天丼に手をだした。
安倍は保田の天丼まで食べると、
勝手に布団を敷いて、寝る体勢に入って行く。

「お腹もふくれたし、ゆっくり寝るべさ」

安倍が規則的な寝息をたて始めたころ、ようやく飯田が帰って来た。
飯田は普段と変わらない様子で、安倍の横に布団を敷く。
レイプされたのではと心配する三人を見ると、飯田は困ったように首をかしげた。

「なに?圭織の顔に何かついてる?」
「なあ、言いづらかったら、言わんでもええけど、何があったんや」
「何って?みんなと同じ天丼だったよ。本当だったらー
信じてよ。カルビやタンなんて食べてないんだから」

そう言う飯田の服には、炭火の匂いが残っていた。
しかし、中澤が気になるのは、何をしていたかである。

「お話してたんだよ。本当だよー、お酒なんて飲んでないんだから」

飯田は真剣な顔をして首を振ったが、息が少し臭っていた。
中澤が気になっているのは、その後の事である。

37 :ブラドック:02/04/09 16:02 ID:7QDGOXXP
「何もされなかったんやな!」

中澤は怒ったように言った。
すると飯田が悲しそうに俯いて話し出す。

「実はね、腰が痛いって言ったの。そうしたら、布団に寝かされて・・・・・・」
「何やと!ホンマかァァァァァァァァァー!」

中澤は怒りを露にし、歯ぎしりしながら立ち上がった。
矢口は本気で怯えだし、保田に抱きついて泣き出す。

「ごめんね。圭織だけマッサージしてもらっちゃって」
「やっぱりそういう展開かよ」

保田は溜息をつく。
気がぬけた中澤は、座り込んで天丼を食べ始める。
すると、安心した保田と矢口が寄って来た。

「あれ?まだ食べてなかったの?」
「飯食ったんは、そこの家畜だけや!」
「三つも食べたんだよねー、裕ちゃーん」

矢口が中澤に天丼をねだる。
しかし、保田は信じなかった。
仮に飯田がレイプされていないにしろ、
男は必ず女を犯すものだと思っている。
それが「大人の考え」であると、保田は信じていた。

38 :ブラドック:02/04/09 16:03 ID:7QDGOXXP
 翌朝は安倍が呼ばれた。
四人の朝食はホットドッグだったが、
帰って来た安倍は酢飯の匂いがする。
本人は「ホットドッグだべさ」と言っていたが、
保田は安倍の歯についた海苔を見逃さなかった。
そんなことよりも、中澤の心配は、安倍が男たちと何をしたかである。
 雪が降る札幌キリンビール園での手売りの中、
安倍の父である昇蔵から、「娘を頼みます」と言われた中澤裕子。
以来、何があっても、決して安倍を見捨てることはなかった。

「安倍、寿司食ったことはええんや。何をしてたかが問題やろ?」
「言いづらかったら、言わなくてもいいんだよ」

保田が中澤を阻止した。言う言わないは、本人の自由である。
飯田に関しては好みもあろうが、安倍はこれだけ可愛いのだ。
間違いなく、男たちのえじきになっていると、保田は思っていたのである。
特に人のいい安倍は、しつこく要求されると、断りきれないところがあった。
本人が同意してしまうと、レイプされたという実感がないのである。

「何っていわれても困るべさ」
「安倍!」

中澤がにらむと、安倍は泣きそうな顔をして下を向いた。
保田は我慢できずに安倍を抱き締める。

「なっちは嫌だって言ったのに、むりやり・・・・・・」
「ほ・・・・・・ほんまかァァァァァァァァァー!」

中澤は青筋をたてて立ち上がった。
「またさ」矢口が言った「ああいった展開じゃないのー?」
すると安倍は泣き出してしまう。

「嫌だって言ったべさ。でも、むりやり、ウニを食べさせられたの」
「ほらね」

中澤は怒りの持って行き場がなくなり、
近くにいた保田の頭を殴った。

39 :ブラドック:02/04/09 16:03 ID:7QDGOXXP
 昼に呼ばれたのが矢口である。
矢口は四人の食事である焼ソバを配ったあと、
何が食べられるのか期待して男について行った。

「連れて来ました」
「ああ、よく来たね。確か焼肉が好きだったよな」

スタローン似の男は、七輪を出して炭を熾した。
矢口は大好物の焼肉が食べられるので、
嬉しそうに肉が焼ける音を聞いている。

「これからどうするつもりなんだい?」
「なに?」

矢口は妙な質問に困ってしまう。
それは、矢口の言うセリフであった。

「焼けたぞ。ほら」

男は矢口の皿に、焼けた肉を乗せて行った。
気がつくと、矢口を連れて来た小太りの男がいない。

「ありがとう・・・・・・でも、どうするつもりって言われても・・・・・・」
「質問が悪かったかな?おまえはモーニングコーヒーに憧れて、
追加メンバーオーディションを受けたんじゃなかったのか?」
「そうだけど・・・・・・」

矢口は男が何を言いたいのか、全くわからないでいた。
この男は何者で、何を考えているのか。
矢口のCPUは高速で動き始めた。

40 :ブラドック:02/04/10 03:16 ID:YVNEqdYR
「この世界に入って、本当に後悔してないか?辞めたいって思わないか?」

男は真剣な顔で聞いた。
矢口は焼肉を頬張る。
咀嚼している最中は、
考えることができるからだ。

「どうしてそんな事を聞くの?」
「おまえの本音を知りたいだけだよ」
「マスコミ?・・・・・・じゃないよね。あなたはいったい・・・・・・」

矢口は、もう一口、焼肉を口に入れた。
考えるためには、食べなければならない。
これは相手が自分の様子を覗うことをできなくする、
矢口なりに開発した工夫だった。

「簡単に言ってしまえば、おまえの味方だよ」
「味方がむりやり誘拐なんてするの?」

矢口は後悔した。男を挑発したと思ったのである。
しかし、男は冷静に話を続けた。

「誘拐はひどいな。まあ、結果的にそうなってしまったけど」
「あなたは約束を守ってくれてるから、それには感謝してる」

矢口は男を興奮させないように注意した。
不愉快にさせても、また、媚ても危険だったからである。

「はははは・・・・・・気を使ってくれなくてもいいぞ。おれは短気じゃない」

心を見透かされたようで、矢口は不機嫌になった。
矢口は悟られるのが嫌いだったのである。

41 :ブラドック:02/04/10 03:16 ID:YVNEqdYR
「正直な子なんだな。あの時と・・・・・・」
「えっ?」
「いや、それでどうなんだい?」

矢口は冷静になろうと努力する。
下手なことは言えない。
場合によっては命取りになってしまう。

「そりゃ、不満くらいあるよ。人間だもん」
「そんなことは聞いてないだろう?」
「なんて言えばいいの?」
「時間がないんだよ!」

男は矢口を睨みつけて怒鳴った。
怯えて震え出す矢口は、下を向いて頭をかかえる。
矢口は怖かった。本気で男を怒らせてしまったと思ったのである。

「ごめんなさい・・・・・・」
「いや、怒鳴ってすまなかった。今晩、また話そう」
「えっ?」

矢口はCPUの回転速度を最大にして、
十九年の記憶をスキャンしてみる。
男は何を考えているのか・・・・・・
しかし、それを分析することは不可能だった。

42 :ブラドック:02/04/10 03:17 ID:YVNEqdYR
 それから食事が終わるまで、男は他愛も無い雑談をしただけだった。
やがて小太りの男がやってきて、矢口を監禁部屋へ連れて行く。

(ドイツ軍のファンって、小太りの奴が多いって聞いたなー)

矢口はそんなことを思いながら、男の足元を見た。
すると、男はジャーマングレーの乗馬ズボンと、
黒のレザーブーツを履いている。

「なあ、今、ドイツ軍マニアは、小太りの奴が多いって思わなかったか?」

小太り男は立ち止まって矢口を見下ろした。
矢口は意外性のある女性に憧れている。
だから、悟られるのが大嫌いだった。

「それがどうしたのよ」

矢口が小太り男を睨む。
その途端、矢口は片手で首を絞められ、
そのまま持ち上げられた。
あまりの苦しさに足をばたつかせて悲鳴を上げた。

「やめろ!馬鹿野郎!」

スタローン似の男が飛んできて、
小太り男から矢口を奪還する。

「こいつが生意気だったんで、つい・・・・・・」
「こんなに小柄なんだぞ。しかも女性じゃないか!大丈夫か?」

男は矢口を気遣った。

43 :ブラドック:02/04/10 03:17 ID:YVNEqdYR
「おまえは向こうに行ってろ!」
「はい、申し訳ありませんでした」

小太り男は頭を下げると、別室に消えていった。
スタローン似の男は、矢口を抱かかえて立ち上がる。

「大丈夫だから・・・・・・降ろして」
「すまなかったね」

男は矢口を抱き締めた。
矢口は動揺して身体を捻り、
男から離れようとする。
しかし、男の力は強かった。

(まあいいか)

矢口は抵抗をやめた。
考えてみれば男は親切だし、
中々の男前でもある。
先ほどの小太り男はごめんだが、
この男であれば、この程度なら我慢できた。

「おっと、こりゃ失礼。ついつい」
「ついついじゃねーよ」

矢口が微笑むと、男は安心したように彼女を降ろした。
その丁寧な降ろし方に、矢口は少しばかり感心する。

「乱暴にされたら壊れちゃうよな。申し訳ない」
「ほんと申し訳ねーよ」
「壊されたらたまらないよ。せっかく仲良くなれたのに」
「えっ?」

44 :名無し募集中。。。:02/04/10 03:20 ID:1jgIpMt7
ハケーン。
ブラドックがんがれ。

45 :名無し:02/04/10 12:51 ID:L/nZx7ux
オレ以外にも読者が・・・

46 :ブラドック:02/04/10 13:38 ID:AFoVPLWQ
監禁部屋に戻された矢口だったが、もう中澤は心配しなかった。
しかし、保田だけが「矢口が犯されたかもしれない」と思っていたのである。
それが保田の『常識』だったのだ。

「矢口、何を食べたんだべか?」

安倍は嬉しそうに聞いた。
彼女の『常識』はそこにある。
中澤が安倍を家畜呼ばわりするのも、
いじきたないくらいの食欲が起因していた。

「ごまかしたところでしょうがないねー、焼肉だよ」
「そうだべか!・・・・・・おいしかった?」
「え?・・・・・・ああ、うん」
「それはよかったねえ。なっちの焼ソバには、
小さな豚肉が三切れしか入ってなかったの」

安倍は笑顔だったが、完璧に矢口を威圧していた。
それは羨望を通り越し、憎悪に近い感じがする。
そこには安倍の『食』への執着があった。

47 :ブラドック:02/04/10 13:39 ID:AFoVPLWQ
二日目の夕食の前、例の小太り男がやってきて、飯田を連れて行った。
三十分ほどすると、飯田は髪を拭きながら戻ってくる。

「圭織、お風呂だべか?」

安倍は嬉しそうに聞いた。
飯田が「そうだよ」と答えると、
安倍は他の三人の顔を見ながら微笑む。

「次はなっちでいいっしょ?ねえ、矢口、いいっしょ?」

そんな安倍を、保田は冷たい眼で見ている。
男達は飯田の入浴シーンを見て興奮しているに違いない。
次に入浴する者が男達のえじきとなるのだ。
保田にとっては、それが一般的な考えなのである。

「それじゃ、次はおまえでいいよ」

小太り男は安倍を連れて行った。
保田は溜息をつきながら矢口を見る。
安倍が男達に犯されるのは時間の問題だろう。
長い付き合いではあるが、安倍には苦しめられた時期もある。
仲間であると思うから庇ってきたのに、最近の安倍は、
そんなことなど忘れてしまっているようだ。
こういった保田の気持ちなど理解せず、
安倍は『食』への執着を捨てようとしない。
『天真爛漫』といえば聞こえはいいが、
理性というものが未熟な安倍は、
自分の本能に正直な女だった。

48 :ブラドック:02/04/10 13:39 ID:AFoVPLWQ
安倍が口笛を吹きながら帰ってくると、今度は中澤と矢口が一度に呼ばれた。
仲良く出て行く二人を見ながら、保田の頭には「3P」という文字が浮かんでくる。

(いや、向こうも二人だから4Pか?)

保田は最後になった自分にほくそえんだ。
すでに二人の男は、前の四人を犯しまくり、
自分を犯す体力がのこっていないと思ったのである。
かなり都合のよい解釈だが、
保田はこれが正当な判断であると思っていた。

49 :ブラドック:02/04/10 13:40 ID:AFoVPLWQ
中澤を先にシャワー室へ押し込んだスタローンは、
矢口にホットカルピスを作ってやった。
自分はジャックダニエルをロックで飲りながら、
向かい合って座った矢口と話を始める。

「もし、スッパリ引退させてやるって言われたらどうする?」
「無理に決まってんじゃん。あたし達は金のなる木なのよ」

男は困ったように考えながら、グラスのウイスキーを一気に呷った。
矢口は椅子の上に体育座りをしながら、両手でカップを持っている。

「もしもの話だ」
「夢だよ、それは」

矢口は悲しそうな笑みを浮かべて下を向いた。
男は「正直だな」と言うと、二杯目のウイスキーをグラスに注ぐ。
カラカラカラカラ・・・・・・
グラスを回して氷の冷気を拡散させる音に、
矢口は悲しげな視線を男に向けた。

「何度も観た夢・・・・・・今も観てるのかな」

男はグラスを回すのをやめ、矢口に微笑みかけた。
矢口は男の意図がわからず、視線をそらせて動揺する。

「アイドルなんて向いてないだろう。お前は頭がいい。
その気になったら、会社の一つや二つは興せるんじゃないか?」
「あはははは・・・・・・そうかもね」

矢口は笑っていたが、男には泣き声にしか聞こえなかった。

50 :ブラドック:02/04/10 13:41 ID:petyscTS
「十年間は飼い殺しかな?」
「・・・・・・うん」

矢口は自分でも驚くほど正直になっていた。
なぜそういった気持ちになったのか、
矢口は心の中で狼狽している。

「違約金はいくらだい?」
「五億八千万だってさ」
「そりゃふっかけたもんだな」

男はあきれながらウイスキーを呷る。
サラリーマンの平均賃金程度の収入しかない矢口にとって、
五億八千万は天文学的な数字だった。
このままの収入であれば、それだけの金額を得るには、
七十歳までただ働きしなければ手に入らない。

「芸能界を引退する気があるのなら、他にも手はあるんだぞ」
「どんな方法があるの?教えてよ!」

矢口は興奮していた。他人事だと思って好きなことを言う男に腹がたったのである。
矢口は勢いよくカップをテーブルに置くと、立ち上がって男を睨む。
男は「仕方ない」といった表情で立ち上がると、少し零れたカルピスを拭き取った。

「今は言えないな。おまえの気持ちがわからないから」
「あたしの?・・・・・・どんな気持ちよ!」

矢口は涙を溜めて男を見上げた。

51 : ◆KOSINeo. :02/04/11 01:26 ID:CL9MXMnM
>作者さん
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52 :ブラドック:02/04/11 07:48 ID:PZhcxFCW
おねがいします

53 :名無し:02/04/11 13:08 ID:0DAuZ+P6
age!

54 :名無しさん:02/04/11 14:03 ID:FVJ7t3tY
どうでもいいがこのスレタイ笑える(w

55 :吉沢隊員:02/04/11 16:48 ID:7yV9noka
(0^〜^) < 吉沢隊員、ハシゴ登ります!



56 :ブラドック:02/04/11 17:22 ID:9QGZisuF
「こういった気持ちだ」

男は矢口を抱き締めてキスをした。
矢口は驚いて男から離れると、狼狽してしゃがみこむ。
とにかく矢口は怯えていた。
『このまま犯されるのではないか』
という恐怖に襲われていたのである。

「じゅ・・・・・・純情ぶるつもりはないけど・・・・・・やめてよ・・・・・・」
「安心しろ。おまえを襲ったりしない」
「それじゃ、何でいきなりキスなんかするのよ!」

矢口の眼から零れた涙が、床に染みを作ってゆく。
彼女は何で自分が泣いているのか判らなかった。
ただ、次から次へと涙が溢れてくる。

「おまえをレイプするんだったら、もう、とっくにやってるさ」
「え?」
「頭はいいが、まだ子供だな」

男は椅子に座ると、飲るのを再会した。
矢口には、どこかで判っていた。
この男は暴力的に女性を犯す人じゃない。
それでも、いきなりをキスされて、
不安が一気に飛び出したのである。

「モーニング娘。の『矢口』は疲れるだろう?ここでは『素』でかまわない」
「何よ・・・・・・何なのよ・・・・・・もう・・・・・・家に帰して・・・・・・」

矢口が蹲って泣いていると、バスルームから中澤が出てきた。

57 :ブラドック:02/04/11 17:23 ID:9QGZisuF
矢口は泣きながらバスルームに入って行った。
中澤は腕を組んで男を睨みつける。

「全部やないけど、話が聞こえたで」
「冷蔵庫にビールが入ってる。まあ、飲めよ」
「矢口を苦しめるんやない!・・・・・・特に今は」

中澤は口惜しそうに、そして悲しそうに言った。
男は勢いよく立ち上がり、中澤に歩み寄る。
さすがに怯えて彼女の表情が変わった。
男は無言で冷蔵庫からビールを出し、中澤の眼の前に置いた。
そして再び席に戻り、グラスにウイスキーを注ぐ。

「そ・・・・・・そんじゃ、御馳走んなるわ」

中澤はビールのプルを開け、震えながら一口を飲む。
男は中澤が怯えているのを知っていたが、
あえて中澤から視線をはずし、その話もしなかった。

「座れよ」
「矢口をどうする気や?」
「助けたい。・・・・・・それだけだ」
「あんたは何も判ってない」
「これでも調べたんだがね」

男は飲るのを中断し、
ウインナ―とコーンを炒め始めた。
隣には生ラーメンと野菜が置かれている。
今日の夕飯はラーメンなのだろう。

58 :ブラドック:02/04/11 17:23 ID:9QGZisuF
「上辺だけ調べたとこで、現実はちゃうんや」

中澤は一気に半分近くビールを飲んだ。
それは自分自身に対する不甲斐なさを責めるような仕草だった。
男は中澤を憐れむような視線を向ける。
その視線を感じた中澤は、男の真意が判らず、あえて眼を合わせない。

「おまえは苦労するな。これまでも、これからも」
「何でそう思うんや」
「言ったろ?調べたって」

男は料理を皿に盛り、中澤の前に置いた。
香ばしい胡椒の香りが中澤の鼻をつく。

「何もないのは寂しいだろ?」
「・・・・・・ありがとう」

男は割り箸を中澤に渡し、席に戻ると、飲るのを再開する。
中澤の『常識』の範疇を超える男に、彼女は戸惑うばかりだった。
なぜなら、中澤は保田ほど偏ってはいないが、男性に対しては、
それに似た感覚を持っていたからである。

「どこまで知っとるんや」
「おれの中では七〜八割って感じだがね」
「矢口の事や」
「写真の事か?それとも、置かれている状況?漠然とした質問だな。それは」

中澤は口に運びかけたコーンを落とした。
『この男は全部知っている』
彼女は直感的に悟った。

59 :ブラドック:02/04/11 17:24 ID:9QGZisuF
中澤は自分の頭を整理する。
この男が全部知っていて矢口を助けたいのなら、
何かしらの考えがあってのことだろう。
問題は男を信用できるかどうかだ。

「なあ、あんた。矢口を助けるために、五人もさらったんか」
「できれば、みんな助けたいが、おれの力では彼女しか救えない」

男はすまなそうに、そして自信を持って言った。
ここで中澤は確信した。男は全て知っている。
裏の裏まで全てお見通しなのだ。

「ほんまに矢口を救えるんやったら、うちは全面協力するで」

中澤は男の表情を覗う。
信用できるかどうかのポイントである。

「けど、あんたを信用できへん」
「そりゃそうだろう。こんな非合法なことをしたんだからな」
「あはっ、あんたは生真面目な人やな」

男は動揺もしなければ笑顔も見せなかった。
すでに頭の中ではシナリオが完成しているのだろう。
中澤の話にまったく左右されない。自信のある証拠だ。

「生真面目な奴が、誘拐なんかしないだろう」
「褒めてるんやで」

中澤は、この男に懸けてみるのも面白いと思った。

60 :ブラドック:02/04/11 17:25 ID:92nf63C2
現状を維持したところで、矢口の状況は変わらない。
娘引退→バラエティ→ヌード→風俗
といった事務所が用意したレールの上を、
矢口は懸命に走っているのだ。
『それならば、この男に任せてしまおう』
中澤はそう思った。
男が失敗したり途中で放り出しても、
自然とレールの上に軌道修正するだけだったからである。

「ええで。あんたを信用するわ」
「へえ、物分りがいいんだな。まあ、おまえの考えも判ってはいるがね」

この男は中澤が思ったことが判るのか?
いや、男は中澤の考えが及ぶ範囲を、予め予測していたのだ。
それに沿った話をしていたにすぎない。
それを悟った中澤は、男の能力に舌を巻いた。

「ひとつ聞いてもええか?」
「何かな」
「何で矢口をそこまで・・・・・・」
「気に入ったからさ」

『気に入ったからさ』
たった一言に秘められた意味は大きい。
いつ、どこで、どのように気に入ったのか。
三十女の考えが及ぶところではないが、
男の考えの奥深さに感心する中澤だった。

61 :ブラドック:02/04/11 17:26 ID:92nf63C2
矢口がバスルームから出て来ると、男は二人を部屋に戻した。
そして保田を呼ぶ。

「最後で悪いな。少し手伝ってもらうよ」

保田には判っていた。
男達は4Pでクタクタのはずだ。
まちがいなく、中澤と矢口は犯されているだろう。
その証拠に、二人いっしょに戻って来た。
そして自分の魅力を理解する男が少ない。
全ての条件が保田に有利だった。
と、本人は思っている。

「すっぴんの方が、かわいいじゃないか」

男に話し掛けられ、保田は驚いた。
クタクタの男が、そういった価値観で女を見るわけがない。
それが保田の『定説』だったからである。

男がドアを開けた。
保田の眼に入ってきたのは、セミダブルのベッドだった。
男は自分の寝室に保田を連れて来たのである。

(まさか!)

保田の頭の中では何かが弾けてしまい、同時に絶望が支配してゆく。
これまでの分析は間違いだった。男は最初から自分を狙って・・・・・・
自信を砕かれた保田は、懸命に気持ちを切り替える。
それが『大人である』と保田は思っていた。

62 :ブラドック:02/04/11 17:26 ID:92nf63C2
「・・・・・・でくれる?」

保田は思考に忙しく、男の声が聞こえなかった。
犯されるのは仕方ない。犬に噛まれたと思って諦めよう。
しかし、保田は犬に噛まれたことがない。
これまでに接した犬は、保田を見ると怯えるか、媚びるかどちらかだった。
なら猫に?猫にも噛まれた記憶が無い。ヘビ?カエル?・・・・・・結局、蚊で落ち着く。
まあ、この男も三十くらいだが、保田の広い守備範囲の中ではイケ面だ。
『レイプされた』と思わなければ、ショックも少ないにちがいない。

「聞こえなかった?そこの毛布を運んでくれる?」
「!」

保田は反射的に毛布を掴んだが、それは男の毛布だった。
男の臭いが染み付いた毛布。そう思うだけで、保田の眼が潤んでしまう。

「おれの毛布じゃないよ。そっちの新しいやつ」

もう、保田には男の声など耳に入らない。
男の毛布を抱き締めて、ベッドに転がった。
そして、男の愛撫を待ったのである。

「何やってんだ?ここはおれの部屋だぞ。早く運んでくれよ」
「・・・・・・来て」
「バカ!何を勘違いしてるんだよ。夕飯を作んなきゃなんないんだからさ」

男は保田を引き起こし、五枚の毛布を抱えさせる。
保田は頭の中がスパークしてしまい、男に部屋から出されても、
行動するのに時間がかかってしまった。

(あたしの常識って・・・・・・)

63 :ブラドック:02/04/11 17:27 ID:92nf63C2
 男は保田を入浴させると、ラーメンを作り始める。
しかし、スープを作ろうとして困惑してしまう。

(2.5カップ? 何CCと書いてくれなきゃ判らないよ)

困った男は、入浴中の保田に声をかけた。

「すまないが、『カップ』ってどのくらいだ?」
「・・・・・・一応、Bだけど」
「B?be?been?byじゃないな。何だろう」
「それがどうかしたの?」
「何CCなんだろうか」

保田は困った。
どうも男は体積を言っているようだが、
保田には自分の胸の体積など判らない。
自分の胸を触りながら目測してみる。

(えーと、球の体積は4πRの二乗だっけ?)
「三百くらいだと思うけど・・・・・・片方なら百五十か」

男はラーメンのスープの量を思い出す。
どう考えても五百CCくらいだ。
500 ÷ 2.5 = 200
このくらいだと思った。

「二百くらいじゃないのか?」
「それじゃAカップじゃないよー」
「もしかして、下着の話をしてないか?」
「えっ?違うの?」
「ラーメンのスープを作りたいんだけど」
「そのカップは二百・・・・・・」

それだけ言うと、保田は固まってしまった。

64 :ブラドック:02/04/11 18:18 ID:nmKzVC7H
こんなとこに来ていいのかなあ・・・・・・

65 :名無し募集中。。。:02/04/12 04:52 ID:LIUJb+1O
姉も弟もカギカッコが一緒、ァァァァァァ!を多用、まとめてアップ
と共通点が多いのはなんでだ?同一人物?

66 :名無し君:02/04/12 08:08 ID:iurmTk1M
いや微妙にちがうぞ

姉=アハハハハ   弟=あはははは
姉=訊く      弟=聞く
姉=俯く      弟=下をむく
姉=中澤京都弁   弟=中澤大阪弁かな?
姉=ランダム    弟=リズミカル
姉=漢字多用    弟=そーでもない
姉=なっちヲタ?  弟=やぐヲタ?

でも文章や書き方はニテル!!!!!

ゴメン、スレ汚した。逝ッテキマス・・・・・・

67 :ブラドック:02/04/12 16:26 ID:J6K3onks
読んでくれてるんスね。ありがとうゴザイマス!

何でアネキいるって知ってんスか? オレ、アネキ二人いまス。
下のアネキ(オレよりデケー)、どこかで探偵もの書いてると思いまス。
オレもアイデアやネタ、たまに提供してマス。
アネキは文章ウマイ方だと思うんでマネしてマス。
「」っスか? 上のアネキ(スゲーコエー・8コ上)に教わったんス。
kakkoって打って変換する方法。フツーちがうんすか? 
下のアネキ(5コ上)もそうやって書いてるっスよ。

「ァァァァァー!」や「アアン!」は『コードネームとみこ』がオリジナルっス。
タイトル違うっスか?中澤と吉澤が入れ替わっちゃうヤツ。
オレもアネキにも、かなりHITして、使わせてもらってるっス。

アネキがまとめてカキコなんスよ。マネしてるだけっス。
この『救出』はアニキ(ケンカ、スゲーつえー)が書いたヤツのアレンジっス。
勝手に書いて怒られるかもしれないっスけど、
ホントーはスゲーヤサシイんで平気っスよ。(アニキ3コ上)

漢字知らなくてすいません。アネキにきくと早いんスけど、足折ったんで、
そっとしてマス。辞書つかいながら、イライラしてマス。

あと、オレ(高3)はゴマヲタっス。アニキがヤグヲタっスよ。
アネキ(妹がほしかったらしい)が、なちヲタ・辻ヲタっス。
上のアネキ(ほとんどオフクロ)は怖くてきけないっス。

68 :ブラドック:02/04/12 16:27 ID:UhAo7n2W
続けます


保田がバスルームから出ると、
男はできあがったラーメンを運ばせる。
男は矢口を連れ出し、二人でラーメンを食べた。
すっぴんの矢口は、加入した頃と変わらない。
ただ、あの頃は希望に満ちた顔だったが、
今は疲れ切った顔をしていた。

「全ては、おまえ次第だってことだな」

男はラーメンをすする。
矢口は自慢の頭をフル回転させるが、
男の真意が見えてこない。
それが矢口を不安にさせ、
そして悲しくさせているのだ。

「あなたの目的は何なの?」

矢口は男の目的さえ判れば、
全てが見えてくると思った。
だが、それは甘い考えだった。

「おまえを助けることだよ」

矢口は期待を裏切られ、悲しそうに下を向いた。
男が言っているのは嘘ではないだろう。
しかし、それは男の究極の目的であり、
多少なりとも説明がなければ理解できない。
見えそうで見えない男の真意は、
矢口を苦しめるだけであった。

69 :ブラドック:02/04/12 16:27 ID:UhAo7n2W
「おまえを助けるって言われて、何を考えてるのか判らないのに、
おねがいしますなんて言えると思う?」

矢口は涙を溜めながら、男に聞いてみた。
男は矢口の考えを、全て理解している。
苦しめているわけではない。
ただ、矢口を助けたい理由を言ってしまったら、
全てがここで終わってしまう。
男はそう思っていた。

「おまえの気持ちも判るけど、躊躇してる暇なんかないぞ」
「もう何なのよ!ちゃんと説明してよ!」

矢口は泣き出した。
よくここまで泣けるものだ。
こんな小さな体で、
体内の水分がなくなってしまうのではないか。
男はそんなことを心配している。

「話が逆になってしまっているんだ。それだけのことなんだが」
「それじゃ判らないよ。あたしをいじめてるの?」
「何を言ってるんだ。そんなこと・・・・・・」

矢口は感情がコントロールできない。
何と、男にラーメンをブチかけてしまう。

「うわっ!・・・・・・熱い・・・・・・」

男はバスルームに飛び込み、冷水を浴びた。

70 :ブラドック:02/04/12 16:28 ID:UhAo7n2W
男は服を脱いでみるが、顔から胸にかけて火傷していた。
特に胸の火傷は他よりひどく、皮膚が少し変色している。
矢口はうずくまって泣いていたが、落ち着くにつれ、
自分がしてしまったことを自覚していく。

(あの人を、火傷させてしまった・・・・・・)

矢口は慌ててバスルームに駆け込んだ。
男は座りこんで顔から冷水を浴びている。
しかも、眼をつぶったまま、ぐったりしていた。

「ごめんなさい・・・・・・あたし、何てことを・・・・・・」
「熱かったぞ。こんなことは、もうやめてくれないか」

男は笑顔で言ったが、あごから胸にかけて、水ぶくれができていた。
そして男が手をどけると、最も重傷な部位があらわれる。
皮膚は青灰色に変色し、周囲の火傷からは少量だが出血していた。

「ああ・・・・・・どうしよう・・・・・・こんな・・・・・・」

矢口は狼狽して男の腕を掴んだ。
冷水が矢口を濡らしてゆく。

「濡れちゃうだろ。すまないが、あの男を呼んでくれないか?」
「は・・・・・・はい」

矢口はバスルームを飛び出し、
小太り男の部屋のドアを叩いた。

71 :ブラドック:02/04/12 16:28 ID:UhAo7n2W
「何だよ、うるさいなあ」

小太り男は矢口を見下ろして睨んだ。
矢口はこの男に首を絞められたのも忘れ、
「あの人が火傷した」と話したのである。
驚いた小太り男は、バスルームに駆けつけた。

「どうしたんです?ああ、これはひどい」
「手が滑ってしまってな。ラーメンを浴びたんだ」

男は矢口をかばった。真実は二人しか知らない。
それならば、自分でしてしまったことにすれば、
矢口の立場を悪くしないでもよいと思ったのだ。
男は矢口に貸しを作ろうなどとは考えていない。
ごく自然に嘘が出て来たことを思うと、
それが矢口に対する、彼の愛情だったのかもしれない。

「薬を取ってきます」

小太り男は自室に戻って行った。
男は矢口に微笑むが、
彼女は泣くことしかできない。

「心配するな。大したことはない」
「ごめんなさい・・・・・・」

火傷は冷やせば痛みもやわらぐが、
男は冷水を浴びつづけているため、
寒さに震えだしていた。

72 :ブラドック:02/04/13 14:31 ID:ZhGjcsBD
 小太り男には医学的な知識があるらしく、
火傷した男に適切な処置を施していった。
胸以外は大したことはないので、
軟膏を塗っただけで終わりにする。

「この人のパジャマを持って来てくれる?」

小太り男に指示され、矢口は男の寝室からパジャマを持ってきた。
火傷した男はトランクス姿で、バスルームの中に立っている。
矢口は動転しており、下着姿の男を見ても、恥ずかしいとは思わない。
小太り男は、痛みに唸る男を寝室へ連れて行き、ベッドに寝かせる。
そして、痛み止めのバファリンを与えた。

「確か、モルヒネがありましたよ。打ちますか?」
「ああ、頼む。それと、中澤を呼んできてくれ」

小太り男は自室に戻ってモルヒネを取り出すと、
その足で中澤を連れてきた。
男は矢口と中澤に看病させるつもりだ。

「そこに服があるからな。寒いようだったらファンヒーターをつけてくれ」

男が二人に言うと、中澤は心配そうにみつめた。
小太り男がモルヒネを打つと、男は痛みを忘れてゆく。

「五時間から六時間です。その頃、また来ますね」

小太り男の声を聞きながら、男は眠りについていった。


73 :ブラドック:02/04/13 14:31 ID:ZhGjcsBD
 それから五時間後、男は目をさました。
男の寝息が乱れたせいだろうか、
部屋にいた中澤と矢口が覗きこんでいる。
すでに日付は変わり、耐えがたい寒さが、
この部屋の中にやってきていた。

「目が覚めたようやな」
「まだ痛い?」

矢口が泣きそうな顔で言った。
男はモルヒネで少し混濁した意識を、
回復させながら記憶をたどってみる。
『胸が痛い』確か矢口にラーメンを。
そうだ、それで火傷したんだった。
男は自分の記憶を引き寄せると、
だるさの残る体で起き上がる。

「何時だい?」
「もうじき一時んなるで」
「そうか、よく寝たな・・・・・・」

男は自分の顔を両手でこすった。
顎に軟膏がついていたものの、
顔面から首への痛みは、
わずかなものになっている。

「あれから何か食べたのかい?」

中澤は矢口と顔を見合わせてから、
おだやかな顔で首を振った。

74 :ブラドック:02/04/13 14:32 ID:ZhGjcsBD
二人は、いや、特に矢口は、
夕食のラーメンをほとんど食べていない。
さすがに空腹だろうと思い、男は起きだした。

「腹へったろ?何かあると思うんだが」
「柊純一さん、いうんやな」

男は一瞬だけ動きを止め、
それから中澤をふり返る。
その表情には驚愕と疑問、
そして不安が混在していた。

「何を見たんだ」
「運転免許証。すまんな、気になったもんで」

柊は安心したように立ちあがり、
体を捻って背骨を鳴らした。
いつの間にか複雑な表情は、
普段の顔に戻っている。
柊が見られて困るものは、
持ってきていないからだ。

「うちと同い年やんか」
「そうだよ。姐さん」

柊が『姐さん』と言ったのがおかしかったのか、
中澤は笑顔で『ふふっ』と声をもらした。
そのやりとりを見て、矢口は安心してゆく。
それは、中澤が笑顔になったからである。

75 :ブラドック:02/04/13 14:32 ID:ZhGjcsBD
 三人はキッチンに移動し、柊が湯を沸かした。
あちこち物色していると、レトルトのクッパがみつかる。
クッパであれば、この寒い夜にちょうどよい。

「クッパがあったぞ。食べるだろう?」
「うちがやるで、あんたは座っとき」

柊は中澤に任せ、矢口に紅茶を作ってやる。
そして自分は、プロテイン入りの飲み物だ。
火傷によって破壊された部分を修復するには、
良質なタンパク質が必要だったのである。

「今度はかけないでくれよ」

柊が矢口の肩を叩いた。
笑顔で頷く矢口だったが、
柊は見る見る顔が強張ってゆき、
最終的には怒鳴りつける。

「死にたいのか!このバカ!」

突然の怒鳴り声に驚いた中澤は、
柊を見ながら恐怖に怯える。
柊は矢口の襟首を掴むと、
凄まじい表情で矢口を立たせる。
柊の変貌ぶりに、中澤と矢口は怯えた。

「こっちへ来い!」

柊は矢口をひきずって行った。

76 :名無し娘。:02/04/13 22:12 ID:yXz18A0S
うお〜!
気になるところで更新終了
なるべく早く続きを…


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